バレエ『ライモンダ(作品57)』よりロマネスカ アレクサンドル・グラズノフ
“La romanesque” from Ballet「Raymonda(Op. 57)」by Alexander Glazunov
『ライモンダ(作品57)』は、名振付師であったプティパの依頼により、1897年に書かれたバレエ音楽で、グラズノフの作品の中でも、名旋律に溢れた曲として、クラシックバレエの世界でもよく取り上げられる作品のひとつとなっています。特に、第1幕の「ロマネスカ」や「間奏曲」で聴ける音楽は、夢のように美しいと言われています。
リファレンスの演奏が実は見つからず、原曲を納めたオーケストラ版をどうぞ。
オケ版(アレクサンドル・アニシモフ指揮 モスクワ交響楽団 (1995年 NAXOS))
物悲しい旋律が抒情的な雰囲気を盛り立てます。
これもまた、きちっとハーモニーを成立させられる歌い込みが出来るか?がポイントになるでしょう。
ま、そんな感じでまた次回。