【美しすぎる】ふるさと納税でもらえちゃう工芸品『RAIN SPEAKER』

『クラシックとオーディオ』

今回のネタはヴァイオリンと全く関係ありません（すません）。
音楽好きが高じてオーディオ趣味に走る方が多いのは良くある話。
クラシックマニアは大抵の場合、オーディオマニアであったり、またはマニアではなくても詳しかったり、多少の拘りを持ってる方が殆ど。コレってジャズとかの世界も同じ。
ロックやメタルはそこまで行かないかしら・・・。

音色や響きという見えないモノに潤いであったり薫りのようなものを求めてしまうから、というか必然的に求めてしまうゆえに、たとえ再生音源であっても、そこに込められた哲学や想いというものを汲み取ろうとリスナー側も頑張っちゃうわけです。
コレって致し方ないこと。

『ふるさと納税って知ってます？』

話は少し飛びまして、「ふるさと納税」の仕組み、ご存知ですか？
実は周りが「実はやっているんだよね～」と言われて初めて色々勉強してみた次第。
それくらい遅れてるクチです。

平たく言うとこういう仕組みです。
自分の理解も兼ねて分かりやすい言葉で。

1）ある一定額を地方自治体に寄付する（所得に応じて上限アリ）
2）上限金額のうち2,000円は完全に自己負担だが、残りは寄付金分が住民税から引かれる
3）コレだけだと2,000円分損する気分だが、寄付先の自治体から御礼の品がもらえる
4）この御礼の品が結構スゴイのでお得感があり、さらに幾つかの必殺技を使うと自己負担の2,000円分まで取り返せる（ような気分になれる）

この裏技の部分は、いろんなサイトが解説しているし、今回の主旨とは違うので割愛。
御礼の品だけでも充分「こちらもありがとう」の世界ですし。
しかも寄付金の約半額相当が御礼お品で返ってくるという「ええのかこれで」の仕組みゆえ、キャッシュフローに問題がないのであればやるべきである、とは思うのです。
・・とまぁ、今回の主旨は「ふるさと納税しようぜ！」「お得だぜ！」ではないのでこれも割愛www。

『「ふるさと納税・楽器」で調べてみた』

これがね、結構どばっと出てくるのですよ。
なんとヴァイオリン、チェロから始まりコントラバスもふるさと納税でもらえます。
当然ながら楽器の町である磐田市なんかは、YAMAHA、KAWAIからのピアノ、ギター、サックス、クラリネットから始まり、もう有象無象の楽器群が登場します。
岐阜県中津川市からはあのギターの銘品「タカミネ」からハカランダ材をサイドバックに、トップ材には厳選されたジャーマンスプルースを使用した豪勢な150万円相当のアコースティックギターが出品されたり（御礼の品だから出品はおかしいかｗ）。

その中で見つけてしまいました。
一目惚れの品を。

その名もレインスピーカー。
うたい文句は『あなたがまだ聴いたことのない響き』レインスピーカー。

商品概要
銅板や真鍮板等の金属を仕上げに使用した高音質・小型ハンドメイド・スピーカー。
スピーカーユニットを双方向に向けるカウンター方式により、コーンの反動が内部で衝突し強い中低音が発生します。強い中低音域のエネルギーを内部の構造により、より音楽的なバランスになるよう制御しチューニングしているのが「レインスピーカー」のサウンドです。

ま、言葉よりも写真で見るほうが美しさは伝わりますね。

か・・・かっちょえぇ。
というか綺麗。

このスピーカー、制作されているのは「有限会社　赤間板金」という北海道岩見沢市の板金屋さん。板金加工技術と前段の音楽好きが高じてオーディオ好きになり、挙句の果てに市中品では満足できず、自作に走る、という流れかな？と思いホームページへ。

https://www.rain-speaker.com/

想像から大きく外れたわけではないですが、もっとロックのダイナミクスとか、そこに込められた哲学を感じ取れるスピーカーを作りましたよ、そう訴えかけるようなサイト。

めっちゃ欲しいので岩見沢市にふるさと納税しようと思ったら。

AW04 『あなたがまだ聴いたことのない響き』レインスピーカー・銅板+真鍮・ウッドコーン
325,000円以上の寄附でもらえる

おおぅ・・・。
有限会社赤間板金さんに直接注文すれば大体10万円くらい。
買っちゃおうかな、ふるさと納税しようかな、どうしようかな。

と悩ませるくらいに、多分悩殺されています。
くうっ。

ちなみに、ふるさと納税には対応していませんが「Rain Speaker Junior」という一回りダウンサイジングしたアイテムも登場。

ということで、また次回。
今度は入手したらレポートします。

（2018年1月23日　追記）