週末は教育テレビでN響の演奏を聴くのが習慣としてある訳だが、果たしてこの番組を日本全国津々浦々、どれだけの視聴者が見ているのだろう?と考えてみた。
結局、基礎知識と積み重ねた経験が無いと本質的に楽しめないモノになってしまっているのかなぁ、なんて思いながら世の中がどう感じているのか、Google先生に「クラシック」「つまらない」で聞いてみた。
ざーっと眺めてみて共通する答えとして、TOP3は以下。
第1位 長い
第2位 眠い
第3位 飽きる
・・・なんかもうこれだけで心が折れそうw。
まぁ、確かに聴いているほうがこんな感じであるならば、演奏している方もモチベーションが上がらないというか、どちらが悪いって話ではないですが。
どう考えたって、例えばライブ(コンサート)で「観客数xチケット代」で総収入が決まっているのに、バンドなら4~5名でギャラを山分けできるけれども、オーケストラであれば70~80名で分配する時点で、金銭的な見返りは少ないし。
またマイクを使わない生音勝負であるがゆえに、ハコの大きさも限定される。
という金銭的制約条件が効いているのも有るのかもしれない。
あと、色々見てみて、秀逸なヒネリある回答としては以下。
さて、少し質問だ。
君にラテンアメリカ系の友人が居たとする。
アメリカ育ちで、好物はハンバーガーや肉類。野菜も魚もほとんど食べず、日本食なんて食べた事もない。
そんな彼(彼女)に「実は日本食ってちょっと興味があって」
と言われたとする。
さぁ、君は何を食べさせる?— クリフ (@bottikurihu) April 21, 2016
次の質問。
そんな君がおススメを考えている前に一人の男が現れた。「カツカレーとかラーメンとか、そんなもの日本食じゃないよ。
俺と一緒に懐石行こう。一万円くらいするけど俺が半額出すよ。
作法とか厳しいから本読んで勉強しておいてね」さて、君たちはこの男をどう思う?
— クリフ (@bottikurihu) April 21, 2016
――以上。
「何故クラシック音楽の人口が減り続け、今も激減しているか」
のお話でした。
— クリフ (@bottikurihu) April 21, 2016
あとはこれね。
ゲーム音楽を演奏する交響楽団をクラシック評論家はこう評した。
「高級ワインでサングリアを作る愚行」
大勢に愛飲されるサングリアと棚に飾ってあるだけの高級ワイン、どちらが業界に対して貢献すると思っているのやら。
— クリフ (@bottikurihu) April 21, 2016
今のクラシックを支えている陣地からは当然異論反論は有るでしょう。
それでもひとつの的を得たサジェッションではあります。
あとは、個人的にジワジワ来た秀逸な回答TOP3はこちらw。
第3位
『クラシックの眠くて退屈でアカデミックでお行儀よく聞かなくちゃいけないイメージは学校で育まれた気がする。高級懐石というより全部食べるまで帰れない給食?好きなメニューもあったけど、それで苦手になったメニューもある。』
第2位
『指揮者の違い・奏者の違いで曲を楽しむなんてただの有名曲のカバーの違いを楽しむのと変わらん』
第1位
『だってバッハとかモーツァルトが新曲出さないんだもん』
ちょ、、、新曲ってw。
もうこれどうしたら良いのよ!!っていうくらい秀逸なご回答でした。
ちなみに一応番外。
『電気がなかった時代の音楽でしょ』
どれもこれもジワジワ来ますね。
さて、どうしたら良いものでしょうか?
過去の先達も思い悩んだこの質問に対する答えは有るのかしら?