フランク・ペーター・ツィンマーマン(Frank Peter Zimmermann, 1965年2月27日 – )は、ドイツのデュースブルク生まれのヴァイオリン奏者。
ヴァイオリニストの母親から手ほどきを受け5歳からヴァイオリンを始める。1975年、10歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番を弾いてデビュー。1976年にエッセンのフォルクヴァング音楽院)に入学、ヴァレリー・グラドフ (Valery Gradov) に師事する。その後、ベルリン芸術大学でサシュコ・ガヴリーロフに師事。
1980年からはヘルマン・クレバース(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団コンサートマスター)に師事。2歳年上のアンネ=ゾフィー・ムターとともに、ドイツ若手ヴァイオリニストの逸材として期待を集めている。
一言でツィンマーマンを表すなら、小さな巨人というところか。
きめの細かい音色でありながら、元気いっぱいのブンブン丸的な要素も忘れずに、これまた安定感抜群の音程とともに素晴らしい演奏を残している。
個人的にはロリン・マゼールと残しているチャイコフスキーのVnコンチェルト(DVD)が好きなのである。上記の魅力が満載である。