【新しいヴァイオリン教本】第5巻 ~ いきなりヴィオッティとローデに挫折を味わう ~
新しいヴァイオリン教本の第4巻を無事に終え、第5巻を購入するように先生から指示を受けてワクワク、ドキドキしながら楽器店や通販で購入して、ぱらぱらと譜面を見て「第4巻のヴィエニアフスキに比べれば何とかなるかなー」なんて思っていると、結構地味に難しい第5巻のはじまりはじまり~。
新しいヴァイオリン教本の第4巻を無事に終え、第5巻を購入するように先生から指示を受けてワクワク、ドキドキしながら楽器店や通販で購入して、ぱらぱらと譜面を見て「第4巻のヴィエニアフスキに比べれば何とかなるかなー」なんて思っていると、結構地味に難しい第5巻のはじまりはじまり~。
Obertassとはポーランドの民族舞踊であるMazurkaのひとつ。名称は、マゾフシェ地方の人々(マズル)が踊っていたことに由来していて、多くの種類があり、それぞれ速度、ステップ、雰囲気が異なるが、一般にはオベルタスobertass(非常に速く旋回する)、マズル(中庸の速さ)、クヤビアクkujaviak(ゆっくりとした動き)などが知られている。いずれも三拍子で、二拍目か三拍目にアクセントが置かれる。
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(Henryk Wieniawski, 1835~1880年)はポーランドのヴァイオリニストであり作曲家。8歳でパリ音楽院に入学し、13歳ソリストとして各地を巡業、モスクワで亡くなった。1874年から1877年までブリュッセル王立音楽院教授として教育活動に従事している。
1980年代中盤にパガニーニの子孫を名乗るマーク・パガニーニ(Vocal)によるドイツのヘヴィメタルバンド「PAGANINI」が結成されたが、そゆことをここで語りたくてこんなタイトル付けたわけではない。ちなみにYoutubeでも検索できるけれど、至って普通の80年代LAメタルちっくな、売れ線ロックです。
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調(K.219)の第2楽章の代替として、ザルツブルクの宮廷楽団のヴァイオリン奏者ブルネッティのために書いたと理解されているのがこの曲。
要はテクニック的にブルネッティには難しいとしてこの曲を急遽こしらえた、という背景があり、こういったソリストの実力に合わせてアレンジすることはままあった模様。
モーツァルトの緩徐楽章にある、ゆったりとした中にもそこはかとない美しさが漂う曲に仕上げている。
でもまぁ、こうオシャレに歌いこむことが出来ないのはなぜなんだろう?って考えるいい曲ですよね。
イギリスのバロック後期のヴァイオリニストHenry Eccles (1670–1742)によるヴァイオリンソナタ。エックレスとローマ字読みされるが、音を聞いているとエクルズと発音する方が正しい模様。
1720年に「Twelve Solos for the Violin」を出版、同時代の作曲家Giuseppe Valentiniからのメロディの借用も見受けられるが、そのなかで一番有名なこのヴァイオリンソナタト短調は、その大半がEcclesのオリジナルと言われている。
この曲を弾くにあたって、対峙する、というか極端に心構えする必要もなく、対面するメロディを楽しみながら弾くことのできる素晴らしい作品と言える。左手のポジションもそれほど難しいものではないし、偶数ポジションを多用する曲でもないのでね。
音楽的な話ではないですがw。
この曲、深遠な響き、悠然と流れるテンポ、バロックにありがちなパターンにはまらない歌心のある美しいメロディ、どこを切っても奏者惹きつけてやまない名曲のひとつであり、やはり数多くはないが名演奏が存在しているのですな。
『トッカータとフーガ ニ短調 BWV565』は、J. S. バッハが21歳頃に作曲した(とされる)名曲中の名曲でありオルガン曲のなかでも特に人気の高い作品のひとつ。短調の変終止で終わるオルガン・フーガはバッハの全生涯を通じて他に例がないことや、自筆譜がないことから偽作説なども存在する。
『チロリ~ン♪ハナから牛乳~♪』と朗々と歌い上げたのは嘉門達夫だが、またそれ以外にも数多くの替え歌、派生が存在する。元々はヴァイオリン用の曲として作曲されたとする説が強いゆえ、色々寄り道しながらも探ってみようと思い立ったのであった。
ヘンデルの名を聞くたびに自分は音楽史をよく分かってないなぁ、と思う。
あのJ.S. Bach(大バッハ)と同じ年に生まれた作曲家と言うことも知らなかったし、「水上の音楽」でヘンデルの名前を知っているくらいなのでイギリスの作曲家と思っていたら、確かにイギリスには帰化しているけれどドイツ生まれだったことも知らなかった。
ヴァイオリンで生計を立てる人にとって、なりたい目標って何でしょう?
ひとつの目標がオーケストラプレーヤーだとして、狭き門であるのはどの世界でも同じ。
いわゆる一般のビジネス社会で入社試験があるように、オーケストラには大体オーディションが存在します。絶対的な審査基準が有るのか無いのか分からないまま、及第点では合格できない厳しい世界であることは事実だし、通ったからって終身で身分が保証されている訳でもない、そんな血と汗と涙の結晶、芸術の世界の入口へヨウコソ。
ぶっちゃけ神曲である。
この『新しいヴァイオリン教本第4巻』は余りにもステキすぎる曲が2曲ある、というだけでシアワセ感じてしまうのだが、静の”Andante Religioso”とするなら動の”Concert by Accolay ”として世に広めてもバチは当たらないと言えるのではないか?と素直に思う。
思い入れのフレーズを思い浮かべ口ずさむと、ついつい違う世界へ連れて行ってくれるような不思議な魅力を秘めた曲は何世代にも引き継がれて、クラシックとなり現代にまで脈々と生き残って、今もなお一つのジャンルとして隆盛を誇っています。そんなクラシック作曲家の中でも、コアなファンを持つブラームス。違う世界へ連れてく場面数ではおそらくクラシック界でもトップクラスとも言われますが、そんなメロディーを口ずさんでいると、ふと思いつくクラシック空耳、、、全然違う世界にぶっ飛ばされる魔力。バシルーラより強力かもしれません。
と言うことでまとめてみたクラシック空耳『ブラームス編』、はーじまーるよー!