ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn、1979年11月27日 – )はアメリカ合衆国のヴァイオリニストである。バージニア州レキシントン生まれ、ボルティモア出身のドイツ系アメリカ人。
3歳11か月のとき、地元ボルティモアの音楽教室でヴァイオリンを始める。クララ・ベルコヴィチによる5年間の指導(最初の1年はスズキ・メソード)を経て、1990年、10歳でフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学し、17歳までウジェーヌ・イザイ最後の門下生ヤッシャ・ブロツキーに師事。ブロツキーの没後は19歳までハイメ・ラレードに師事。室内楽の勉強にも力を入れ、フェリックス・ガリミールとゲイリー・グラフマンに師事した。
クールで理知的。というレコード会社のイメージ戦略に乗ってなのか、演奏自体も熱くなるあまり周りが見えなくなるような、そういった熱演とは正反対の、一歩離れたところに視点を置いた演奏、というふうに感じる。まあよくも此処まで完璧に仕上げるものだと感心してしまうくらい、全てがコントロールされている演奏。
クールな容貌、端正な顔立ちが醸し出す雰囲気と相まってサイボーグ級の演奏が繰り出される、、、といった冗談はさておき、エルガーのコンチェルト。これからもっと聴き込んで行かねばならない部分多々あれど、この集中力たるや凄まじいものがある。音色は硬めだが、耳障りではない。一聴の価値はある。
[…] https://youtu.be/GX-240cNDIk 最近多分このひと現代最高どころか歴代でも有数のヴァイオリニストなんじゃないか、と思い始めてきたヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)のシベコン。 […]